年はとりたくないねぇ


たった今、夜行バスにて高知から帰ってきました
せっかくの二十歳の誕生日を夜行バスの中で眠れずに過ごすって、どれだけ寂しいんだ俺;;







私は帰郷するたびに思います、年をとりたくないと。





母はそのヨレた容貌により一層ヨレがかかり
入浴後に「早く化粧水ぬらないと、顔にひびが入る〜」なんて申してますが、もうすでに時遅し。もう地割れしてるぞと。



父は父で、その薄い頭がより一層薄くなり
それを自分で知ってか知らずか「白髪染めでもしようか…」なんて申してますが…、母も私も声をそろえ「え?誰の?」




母方の婆さんは自律神経がどーのこーので寝込んでて
父方の婆さんはくれるはずの僕の成人祝いを、もう2カ月も忘れている。そしてもう永久に思い出さない。





おおなんてことか…
今まで僕の中で《頼りになる大人たち》が、もうそうでは無くなっているこの現実
数年前まであんなに威厳があった父と母、でも今はどうだろう、「拓○…おこずかいいるか?」なんて言っちゃってさ




おこずかいは有難いのだけれども
やはり僕が高校の時までのような、親としての厳しさは与えてくれなくなりましたね。
厳しくされない分生きやすくなったけど、僕にとってはそれが逆に寂かったり自分の責任が大きくなったと感じるわけですよ。これが親が子に『親離れ』をさせるということか。




婆さんの姿に至っては、神様に人間の壊れていく姿をゆっくり見せられているようで、もう辛いね
若さとは財産であるな…







あぁ…せっかくの大台の誕生日なのに気持ちよく迎えられない…









そんな帰郷中に出会ったこの青臭い曲
そんな…もう青臭すぎて喉の奥でむせちゃう! ってくらいの曲ですが、この青臭さがお姉さんたまらないのよ!






カラオケで友達が歌ってたとき、思わず聞き入ってしまいましたわ



赤い秒針は〜









こういう目の人可愛いと思う。