ゆとりが目指せる高み。


平成26年も残り1ヶ月。
時の過ぎ去るスピードはとても速いものです。
なぜか、僕の脳味噌内で和暦は平成23年くらいで止まっているものだから


『あれ、来年って平成24年?』
『は?もう平成27年なの?25年と26年とばしてね?』
『あれ、もしかして僕ったら時をかけちゃったんじゃね?』


と毎年毎年、自分がタイムスリップしたような感覚に陥ります。









あと少しで平成27年
数年前から新社会人は『平成世代』になり、スポーツ界で取り上げられる選手も平成生まれの方が多くなってきました。ゴルフの遼くんとか、テニスのケイちゃんとか。
もちろんスポーツ界だけではない。企業戦士シャーカイ人では昭和世代が大多数を占める中で、「君平成生まれなんだ!そうだよね〜俺も年をとるはずだわ!」とお決まりのフレーズを聞きながら、平成世代が頑張ってる。
そこで我々平成世代が、必ず一度はきくセリフがある。


「コレだから最近の若者は」
あるいは
ゆとり世代だね〜」
さらに進化すると
「ゆとってるね〜ゆとってるよ君ぃ」
(コレを言われたときの松○は心中穏やかではない)





本当に我々はゆとってるのだろうか
我々の世代は、果てしなく長く生をつむいできた人類史でゆとってると形容されるほど、特段何かが欠落した世代なんだろうか。


よーし調べてみよう!
Googleで【ゆとり世代】と検索をかけると、出てくるわ出てくるわ!ゆとり世代のダメな特徴が!もうねボロクソ、まるで人から産まれたエイリアンか何かのようにケチョンケチョンに挙げられてるのよ。
『ゆとりは、わからないことがあったらすぐにググる』なんてのもあったよ!ちょうど今のボクだ。テヘ☆





残念ながら松○には論理的に分析するほどの脳味噌も無ければ、度胸も持ち合わせてないので、難しいことは何もいえないんだけれども!上手く反論できないんだけれども!


確かに世代ごとに育った環境が違うだろうから、性格や行動に異なった傾向が出てくるのはわかる。
就職し、旧世代が作り上げた社会に出たとき、ゆとり世代が上手くマッチしなくてイライラされてしまうこともあるかもしれない。
ただそれはいつの時代でも繰り返してきたことだろう?
古代エジプトの遺跡にも「最近の若者は」と記されていたことはあまりに有名だし。


大切なのは互いの世代の良い所、悪いところをお互いが理解して
批判しあうのではなく、励ましあって生きていく(仕事をしていく)ことじゃないのかな? ゆとり世代を育て上げたのは上の世代なのだから、文句を言うとそのまま自分たちに返って来るということが理解できないわけでもあるまいに。


そもそも社会の考え方は常に変わっていくもので、
「俺達の時代はこんなに厳しかったぞ!お前たちは甘いんだよ!ゆとってるわ〜」なんて言い始めたら、平成よりも昭和、昭和よりも大正が、大正よりも明治の人間が強く逞しい人間だということになる。苦労してた平安時代の農民なんて最強人類になるぞ。そりゃおかしいだろ。
時代ごとの苦労があり、それを乗り越える強さを身に着けてきた。それは平成になっても変わりないはず。


特定の世代の考え方が正しいなんて事は、絶対にない。
そもそも正しいの定義自体も、社会が変化することで変わっていくと思う。


だからこそ批判しあうのではなく、励ましあって生きていく(仕事をしていく)ことが大切じゃないのかな?
(あれ、僕の頭の中ってもしかしてお花畑!?)



でもね
互いの良い所、悪いところをお互いが理解することなんて、小学校で教わることだと思うのよ。
なぜ僕たちはそんなこともできないのか。大人になって口が上手くなって、結局は相手を貶す事にしか使ってない。
クソッタレ激甘ボーイの私ですが、24歳になって「大人って、大人のふりした子供なんだな」と感じることが多々あります。もちろん自分自身も含めてです。
「大人のフリした子供ってお前だけだろwww」って?ソウカモ!





書きながら思いましたが
ここまで叩かれているゆとり世代だからこそ、目指せる高みがあると思います。


『世代の違いで生じる考え方の違いを、前向きに捉える世代』




アリでしょう!












頑張ってまとめました。ひゃくてん。