父の日に何を送ればいいのか分からない。
本格的に梅雨シーズンに入ってまいりました、もうムシムシジメジメ大変ですね。
僕の実家の坂にはいつもこの季節になるとカンタロウが大量に出没してました、バツの悪い事にそれを通る車が踏みつけて行くものだから、その死体がすぐに腐って独特の臭いを発していたものです。
どうなんでしょうね、故郷のこの季節の風物詩がカンタロウの死臭と雨が混ざった臭いだなんて、最悪な故郷でしょう?
そんな故郷に昨日電話をかけました。
一応父の日だったので、今後の小遣いの先行投資として父の機嫌を取るために、チョロっとね。
我が家の父さんは、父の日の癖に携帯の電源を一日中入れてないというKYな父で、結局母の携帯に電話して父に代わってもらったんですけどね。(もうこの時点で有り難味が半減)
「あー、お父さん?今日は父の日だったよね?だから電話したよ」
『なんやお前か、で、なんな』
「いや別に特に用はないけど…あ、彼女できたよ」
『ウソつけ。それで、なんかプレゼント送ってくれてるやろうな』
「いや別にプレゼントは送ってないけど…」
『お前、一家の長のわしに何のプレゼントも無いがか!。もう夏休み帰ってくるな道楽息子が!』
なんで電話した僕が怒られなくちゃいけないのさ。
まぁそんな、父の日でさえも素直になれないKYな父ですが、実は私は彼のヒミツを知っています。
彼の財布には僕の中学時代の写真が入ってるそうです。
キモイわ父さん
ツンデレも大概にしてくれ。
さだまさしの【北の国から -遥かなる大地より〜蛍のテーマ】を聞いてるとふと父を思い出したので、つい書いてしまいました。
:追記
そういえば小学校のころ、《カンタロウに小便かけたらチンコが腫れるらしいぞ!》という噂の真相を確かめるため、親友だったM君と2人で1匹のカンタロウに小便をかけてやったけな。
「きっと黄金のアーチを伝って、カンタロウのバイ菌がやってくるんだ!」
「いや、きっとカンタロウは小便をかけた奴を呪うんだ。これは理屈じゃない、呪われるんだ!」
諸説多々ありました。
結局、かけてみた結果…まぁ想像にお任せします。