東京のおばちゃんは意外にとても社交的。


スピード、多くの人間がこれを様々な分野で求めます。


走るにしても、上るにしても、投げるにしても、滑るにしても、泳ぐにしても、スピードが速いことは何よりも分かりやすく周りからのリスペクトを集めやすいものですよね。
小学時代は足が速い奴がモテるという法則もあるくらいだし。





まぁ僕も、数日前から温水プールで泳ぎ始めたし、"持久力もほしいけどスピード出たほうがカッコいいよね!"ってことで、最近はいかにして早く泳ぐかを模索しながら泳いでいます。


でもね、どーにも張り合いがないんだよ"あったかホール"は。
泳いでる人の平均年齢はきっと65歳を軽く超えてるこの施設では、流石に5年間泳いでなかった僕でも勝てる程のノロマさんがひしめいているわけで。
昨日なんか【毎週木曜日はシルバーデイ!】みたいなイベントやっててさ、昨日行ったらいつも以上にジジババ沢山いたし。


ご高齢の方々だから、泳がない水中ウオーキング組の人たちも当然居てさ
彼ら歩くのはいいけど、それによってすごい渦が出来てコッチのレーンまで渦に巻き込まれるから嫌なんだよね。泳ぎにくいったらありゃしねえや。








まぁいいや、つまり言いたいことは僕は自分の速さが世間的に見てどれほどなのか、まったく分かってないわけです。
んで、この間僕が「50mくらいなら泳げるよ」と言うと「たった50m?超ださいんですけど〜」と大爆笑してた女の子に聞いてみたわけです。




「俺、25mを35秒くらいで泳いでるんだけど、これってどうなの?」



「え!? あたし17秒で泳ぐんですけど…」



「うそだ〜さすがに倍も速いなんてありえないでしょ笑」



「…しんじられない、あたし20秒以下で泳ぐことができない男以外は男として見れないわ」



「E!…35秒なんてウソだよウソ!あれはロングで泳ぐ時の25mのタイムだからゆったり泳いでるわけでだからつまり…」



「……35秒なんて、私が50m泳ぐタイムよ…」



「いや…だから…」



「もう一度言うわ、信じられましぇん」







その施設では25mで2人抜きの施設記録だした俺だけどね(相手はシルバー)
僕が泳いでると、おばちゃん達が寄ってきて「あなた若いですねぇ、さっきから私達あなたを目標に泳いでたんだけど全然追いつけないわ、すごい体力、スゴイの一言!よかったら毎週金曜日一緒に泳ぎましょうよ」と温水プールデートなるものに誘われたり、浮かれてた僕ですが…


もう完全に井の中の蛙
いや"あったかホール"の蛙でした。恥ずかしい、穴があったらなんとやらです。
もうチョット頑張って速く、そして長く泳げるようになりたいですな、せめて女の子に馬鹿にされないくらいに。












まぁそんな感じでココ最近、プールが最も楽しみな生活を送っています。
2時間泳ぎまくって、ヘトヘトになりながら夕日と遠くに見える富士山を望みながら、コーヒー牛乳をごくごく飲みながら帰ってくる。それがなんとも僕の中では至福のひと時です。
(そう、なんと八王子からでも天気次第でマウント富士がみえちゃうんです)


プール行き始めて良かったぜ(^ω^)