あと1ヶ月半

アガリ症の僕でも何とか上手く行ったパスポート申請。
立川ルミネの９階で資料に必要事項を書いて、受付のお姉さんに「お願いします」と言う。たったそれだけなんだけれども、妙にドキドキしちゃいましたね。【１８歳版初めてのおつかい】みたいな感じだったよ。

こういう事って、今までの人生でしたことなかったからなぁ。全部母か父に頼りっぱなしだったし。
パスポートの申請が終わった後の僕の顔には【成長】の２文字がありありと。大げさですよね一々パスポの申請ごときで。

その後は近くの旅行用品店を見てみることにしました。　だって旅行っていったらカバンがいるじゃんね。
あの地面をコロコロで転がしながら進む、いかにも海外行ってきます！って感じのカバンを目当てに店内に入ったけど…うーむ。ちょっとワシには手が届かんわい。

大体どれも25000〜
お金がないので親に「毛布買いたいからお金ちょーだい！」といい、その分チョロマカしてるような大学生が、旅行カバンごときに25000も払えるかチキショウ。

もう知らないわ、あたし留学生の知り合いに借りるから、どうぞ好きなように。ﾌﾝ。

結局何か買いたい気分が収まらなかった僕は、近くのダイソーでインドネシア語の本を買いました、CDも一緒にね。　その本のおかげか今では部屋から外を見ながら、Hari ini cuacanya baik, ya.なんて言ってます。（今日はいい天気だね）
一応行くまでには、かるーく現地人とカフェでジョークでもかませるくらいのレベルに達しているはずです。

そんなこんなで、人生初の海外旅行まであと1ヶ月半。一番の心配はやっぱり料理ですね。

少し前にタイ料理屋でトムヤンクン飲んだけど、不味いのなんのって！
なぜか僕の中のイメージでは、トムヤンクン＝タイを代表する料理＝どこかエキゾチックな味わい＝ウマい！　という公式が事前に出来あがっていたので、実際のトムヤンクンの味には衝撃的でしたね。

「うっ…酸っぱくて辛くて…すごい、今まで食べたことない味でやんす。はい、どうぞ先輩。」

なんて言って、その場はうまく先輩にパスすることが出来ましたが。本音を言いましょう、あれは美味しくない。

例えるなら
汗をかいた関取が入った後の風呂の水にレモン汁を１：１の割合で混ぜて、唐辛子たっぷり入れてエビの殻を混ぜてグツグツ煮た感じとでも言おうかな。とにかく形容しがたい味でしたわ。

そんな異国の味に１ヶ月も耐えれるかなぁ…
ながーい羊羹を３本位もっていこうかな、お口直しに。