隣の芝は青いのよ


東京都のウラジオストクから愛を叫ぼう。








それはそれは、僕が東京に来る前のおはなし。
自分の部屋の窓から、東の方のお空を眺めながら、こんな事を思ってたんだ。



「東京って言ったらよ、大都会なわけよ。 なんたって、東京の地下鉄に迷い込んで憤死してしまうマンガもあるくらいだし」


「建物とかこーんなにでかくて、もう稗田八方斎(忍たま)みたいに後ろにブチこけるくらいだろうな」


「街ゆく人はみんなオシャレでさ。きっと女の子も皆かわいいに決まっちゅーがよ。そして超が付くほどのミニスカだろ〜天国やん」


「たまに芸能人なんかに会っちゃったりしてよ。 サトエリ見つけたら、俺 3枚くらいサイン貰うね」






きっと多数の人もそのように思っていたことだろう
 「色に例えると、地元が単色ならば、東京はまさにそう、レインボーさ」 なんて思ってる(た)だろう?
 「東京に行けば、大学に行けば彼女なんてあっという間に見つかるさ!」 なんて男性陣は思ってる(た)だろう?
まぁ少なくとも、僕たちの中で東京を語るとき、 「東京…ゴクリ…」 という空気が漂っていた事は間違いない。
 


だが東京に来てみて、すぐに気がつくのである。


「あれ…別に何にも変わんねーな。」




いま思うと当然といえば当然だよね、住んでる人は同じ日本人なんだし、都会に住んでいる人と地方に住んでる人でそんなに違うわけがない。
都会に住んでるツバメと、田舎に住んでるツバメでなにか違うか? 違わねえじゃん。(強引)



女の子だって、かわいい子もいれば、そうでない子もいっぱいいる。
別にメイクの仕方だって、ケバイ子もいればノーメイクの奴もいる。
東京人がオシャレだってのも当てはまらない、2割は過敏なやつがいて、5割のホドホドなやつ、3割の無関心のやつ、むしろ地元の方がオシャレに敏感だったような気がするのは僕だけだろうか。






違うのは言葉とノリだけだね。








とどのつまり田舎になくて都会にあるものって
1、プロのスポーツチーム。
2、私鉄
3、多くの店
4、ありえないくらいの人の数



逆に都会になくて、田舎にあるものって
1、美味しい水道水
2、美味しい空気、自然
3、大体どこ行くにも自転車で行ける利便さ。





だからさ、プラスマイナスすると、どっちも大差ないんだよなぁ。
と僕は思うわけで。






そーゆう面の【東京】を期待してするのであれば、せめて山手線沿いに住まなければね。ジュクシンとかジュクハラとかブクロとか。
どう間違っても八王子には来てはいけなかったね。


ここは高知県でいうと、まるで室戸です。
ロシアでいうと、まるでウラジオストク。それくらい田舎。
















まぁそれだけなんだけど。





特に書くことないので暇つぶし。