世の中

あ…あの人やん
「ねーねーあの人なんかかわいいでね」


「あーね、でもあの人もう彼氏持ってるよ」


「へーそーなんだ」←パニック、泣きそう。
男なら、少なくとも16年くらい生きてきた男なら、一度は恋が実らなかったことがあるだろう。
(僕の友達では18になってまでも精通してない奴がいたから例外がいるのは分かってる、なぁ○達)
別に、上の例は僕と言うわけではないので気にしないでください、気にするな。




『いや俺さ、一度狙った女はぜってーにがさねーから』 と言う方、悪いことは言わない、右上の×を押すかあるいは右手の親指で長押して携帯の電源を切ってしまいなさい。
君にはモテない男のBlogなんか見る必要がない、いや資格がない。





…よし、いなくなったか。話を始めよう。


昨日、友達から僕らの周りの恋愛事情を聞いてみた
『女の子は、自分の周りの友達が可愛かったら自分自身も他人からかわいく見えるものなのよ、だから友達は選ばないとね』 という、おんちゃんビックリなセリフを聞いたことがあるが。もしかしたら僕が今から語ることもそれに近い部分があるのかもしれない。


モテない男は、モテない男同士でつるむ。
コレはもう、ある意味一つの真理なのかもしれない。おお神よ。





話をもどそう
僕の周り、だれ一人として大学生活に入って彼女に恵まれたやつはいない。
(あ、一人はいたな)




あるやつは
『あいつ俺のこと絶対ねらってるぜ、だから俺から告ったら一発オーケーなんだぜ』と言いながらも、実は向こうに彼氏がちゃんといたり


あるやつは
『あの子を絶対デートに誘ってみせる!見てろ!』 と意気込み、見事にメールを無視されたり。


あるやつは
『もうクラスの周りが俺とあの子をくっつけるために応援してくれてる、こんな心強いものはない』 と心勇むが、結局は他の誰かに盗られちゃったり。








もう周りが不幸だらけなのである。
そして俺自身もそんな真っただ中にあるのである。


そしてそんな男に決まって、嘆くのである
「女ってずるいよな、かわいい子だったら立ってるだけで男が寄ってきて、女はそれを選ぶだけだもんな」とね。もうこれ完全な負け犬の遠吠えなんだけどね。
それでもやっぱり我らが称するズルイ生き物、『女の子』に私たちは目を奪われ追い続けてしまうのである。
それはもうまるで、漫画【ゴーゴーゴジラ松井君】で、目の前に吊るされたお肉を追っかける推力(脚力)をキヨハラたちに利用されて、リヤカーを引っ張らされてるマツイのようなもの。






……
ちょっと何が言いたかったのかわからなくなったから、視点を変えていいですか。
男どもにこんなアンケートを取ってみよう

〜〜〜アンケート〜〜〜


・生まれ変わるなら、次のうち何番がいいですか。

1、容姿が優れている女
2、容姿が優れているわけではない女
3、イケメン男
4、ブサメン男
5、渡り鳥



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


皆さんはどうですか?
言いましょう、言い難いですがいいましょう。
きっと大抵の男は1を選択するであるだろう、もうこれは男の70%と言っていい。
僕だって1か5が良いもん。


なぜだろう、別に容姿に代わるものなんて幾らでもあるのではないか?
頭がよけりゃ2でもいいのではないか、容姿なんてたかが人間の数ある才能のうちの一つだろ…


なんてのはもはや空論なのだ。もうこれは理屈じゃない、男たちの実体験に基づく経験という最大の根拠によって、彼らは1を選ぶのだ。






僕は女の子が「もっと可愛く生まれたかった」と嘆いているのを何度も聞いたことがある
「君は君でかわいいやん」と言っても、「いやだ、私はこれじゃ納得できない」と返された。


それが真実なのだ
かわいい女の子は、もうそれだけで人生勝ったようなものなのではないか。
それが際立っていればもうソレだけで職業になる。さぁ後は玉の輿にのるだけだ。












僕の学校に女の子のオタクがいる
そう、昔このBlogでも紹介したが自分達を「○○殿」や「○○大佐」と呼び合い、一人称は決まって「おれ」の彼女たちだ。
もしここで彼女たちの容姿が、【しょこたん】ならどうだろうか?


もしそうなら、僕は彼女たちをこう紹介するだろう。
「僕の学校には、かわいくて自分の事を「ぼく」と呼ぶギザカワュスな、まるでオタク界のアイドルしょこたんの様な可憐な方たちがいる」 と。
けして『オタク』と一言では片付けようとはしない、もっと丁寧に説明する。丁重にあつかわさせてもらいます。


すなわち、容姿が優れている子はどんなミスも許容され、いや、プラスに変えることさえできるのだ。
こんな不条理があっていいのだろうか!
でも現にある!だから俺たちは何をしても許される"1"になりたい。




とこうなるんだわな。











世の中不公平と感じることもある
もしかしたらそれは、容姿から決まる第一印象で生まれる不公平なのかもしれないと考えると、なんて非情な世の中だwwwと考えなくもない。



世の中、ちょっとブサイクに生まれたからって、異性に笑われる奴がいる。
自分よりちょっとパーツの位置がおかしいだけで、そいつを笑う奴がいる。
ぶっちゃけて言うと、だれもがそ−だろ。






皆さんどうですか
そういう意味であなたは勝ち組だと自分を思えますか?


『もう一度ランダムに容姿を変えることができるなら、あなたは挑戦しますか?』



平均以上の方は、「NO!」と言うのだろうか。
「NO!」と思える方、安心しましょう、少なくとも精神的には勝ち組です。









日曜日が早く来てくれたらなぁ。