バイトでの話


今日、俺は新たな一歩を踏み出した。

今まではずっと接客をやらされていて
もうそれはキングオブ接客マンと呼ばれるほど接客は慣れたものだったのですが
(いやまぁ未だに時々注意されるけど



いきなり言われたよ


「よーし…松○君、そろそろ調理を伝授してやろう!」 と。





つ…ついにきやがったか、最後の難関の調理!
はたして18年間生きてきて、キャベツの千切りすら満足にできない現代っ子な青年に、鉄板をつかって高速で肉を焼いていくことができるのか!



最初は ≪まぁ、この俺の湯水のように溢れるセンスのことだ、きっと可能だろう≫ とタカをくくっていたのだが・・・





「はいこれがカルビ肉ね、【キムカル】の時は小さいのと中くらいのを2枚で、【カルビ】の時は3m…」
「はいこれがブタ肉ね、【豚定】のときはこれを4枚でそれが焼けたr…」
「はいこれが牛肉で、【牛定】の時はこれを4枚でs…」
「はいこれが
「はいこれが
「はいこれが
「はいこれが
「はいこれが


「はい、ちょうど注文が入ったからやってみよう」




できるか





まぁ適当に…いや記憶を頼りにビビン丼を作ってしんぜたが(´・ω・`)
美味しかったのかどころか、暖かくなってたかどうかも不安。


僕には料理のセンスがないことが判明、いやまぁずっと前から知ってたけどね。





結局僕は、作るのが遅く、タイミング悪くお客さんがたくさん入ってきたので、また接客に回されちゃいました。
まだ初めてだったんで出来ないのは当たり前なんだけどね! ね!






もう俺接客オンリーでいいよ (´∀`)
まぁそのうち調理もやらされちゃうんだろうけど。






どうやら「店をまわす」とかけてるらしいっす
バイト先の事務所にデカデカと貼ってありました。



愉快な人たちだな