聖パウロ病院が目印でした。


昨日僕は近所のドン・キホーテに行ってきました。最悪の性能を誇る自慢の自転車を駆って。
近所といっても、今まで一度も行ったことなくて、つい先日ネットで少し地図を見ただけのドン・キホーテなんだけどね。




行きに2時間半、買い物に30分、帰りに1時間かかったこの旅…え?どうしてそんな遠いドンキに行くの? だって?
いやね、本当は片道30分で行けるハズだったんですね、でもうっかり、いやうっかりと言うか完全な僕の確認ミスなんだけど。大きく道を間違ってしまいましてね。
例えると…左手の先から右手の先まで一直線に行けばいいものを、わざわざ両足のつま先を通って行ったくらいの遠回り。







僕の予想では大きな道路をゆうゆう通って、「はい次の信号を左、はい中学校を右、はいドン・キホーテ!」と、簡単に着くはずでしたが…
どこで道を間違えたのか、10年前のみなみ野大開発時代に取り残されたかのような、暗ーい暗ーい団地に入り込んでしまう破目に。



20分くらい団地をさまよった挙句、坂の下から東京名物の全く存在感の無いオジサンが歩いてきたので、思いきって道を聞くことに。









(とりあえず駅に行かなければ)
「あの〜ちょっとすみませんいいですか?? めじろ台駅に行きたいんですが…」


「……」


(なんだよ、わかんないのかな)
「あの〜そのめじろ台駅にですね…」


「あそこにバスいるのわかるか?」


「ば…バス!? あぁ…わかりますよ」


「じゃあお主、あのバスがどこに行くかわかるか?」


「……もしやっ!?」


「そうじゃよ…めじろ台じゃ!(ニヤリ)」


「ありがとうございます助かりました…」


「ふっふふ、そんな事言ってないで早く追っかけい、バスはもう走り出しとるぞよ」


「はい! 行ってきます!」





東京には不思議な人が多いです。
でもそのバスを必死に追いかけるも、バスの運転手さんに僕の必死さが伝わるわけもなく、無情にも引き離され、あっ!と言う間に見失いましたとさ。哀れ。



まぁその後、良い市民2人に助けられ、無事ドン・キホーテにつくことが出来たんですけどね。
予定より2時間遅れだから、無事とは言えないけど。








ドンキホーテに着いたら着いたで、店内はヤンキーばっかりで、しかもヤンキーカップルがイチャイチャしてるし。


「なんだよ、これじゃヤン・キホーテじゃないか…フフ(ちょっとウケた)」


などと、そのまんまのジョークを脳内で反芻しながら、商品を探す僕。



……
………
そんな気はウスウスしてたけどさ
こんな時に限って、無いんだよね探し物。






結局30分探しまわって、ヤン・キホーテを後にし、またしても迷いに迷って1時間30分かけて帰りましたとさ。



兎に角、昨晩は東京の街に殺されるところでした。
コレからは、初めての土地に行くときには電車を活用させていただきます。