ゾンビ撃退大作戦!



あれは忘れもしない、僕が小学1年生の時だ。
仕事から帰ってきた父が一言


「タ○ヤ、すごいもん買ってきたぞ」



小学1年の時だったので、僕は父が買ってきたものが何をするものなのかはよくわからなかったが…父が持っている物は…噂には聞いたことある究極のマシーン。そう『プレイステーション』、プレステだ。




「タ○ヤ、ちょっとやってみるぞ」


「え、これなんなが?」


「これは今セガと競争しゆうプレステよや」


ウィーーン(機動)
チャララーン ラーン(ロゴが浮き上がる)


「え、これゲーム機ながかえ!」





それまで我が家といえばファミコンという、プレステが戦車なら竹槍並みのゲーム機しかなかった。


だがなんだこの新しいゲーム機は…すごい、すごいぞ!
カセットが薄っぺらいぞ!シィーディーと言うらしいぞ!。
どうやら中で回転しているらしいぞ!
フーフーしなくても"つく"らしいぞ!。



……


とにかく父はその日『プレステ』とソフトを一つ買ってきた。
そう、もう感のするどい方は気がつくかもしれません、そのソフトこそキングオブ恐怖、バイオハザードだったのだ。
そして僕はこのゲームで、それから数年間、毎晩もの間悩まされる"バケモノ"の存在を知ることになる。






そう、ゾンビである。




今でもよく覚えています、最初にゾンビが登場するシーン。主人公の仲間が正体不明の奴にガリガリと喰われているシーン。
学校の友達を家に呼んでは、そのシーンが映るたびに走ってテレビから逃げたりしてたっけ。(^ω^)





死んだはずの人がよみがえって(しかも意味不明なくらいキモクなって)生きている人を喰う!喰う!
咬むとか、そんな生易しいものではない、血を飲み人肉を喰おうとしてくるのだ。ああそんな、人肉を喰うなんて!
こんなに恐ろしいものが世の中にいたとは…。それからというもの、僕の中での恐ろしいもの1位はずっとゾンビでしたね。



夜寝てると、裏山でゾンビが土の中から這い出てくるのを想像しては恐怖し、家に侵入された時の脱出経路もマジメに考えておりました。
外で少し物音がするたびに、「さっきのはゾンビが玄関を開けようとした音かも…」と無駄にビビりまくってたっけな。笑





だからこの上の動画の子供たちの恐怖が分かるぞ、そしてコイツらは異常に勇敢だ。
僕なんてそのせいで、小学生2年生になっても一人夜トイレに行けなかったんだからなエッヘン。
それなのに君たちといったら…逃げるどころか戦ってるじゃないか!。日本の未来は明るいぞ、おんちゃん感激。











子供は和むな、うん笑