皆さん、桃太郎電鉄というゲームを知っていますか。
あの超資本主義的、完全な勝ち組と負け組、格差を広げるためにしのぎを削り、相手を追い落とすことを目標とするゲームを。




あのゲーム、ただ単純にサイコロ振って目的地に向かうだけでは勝てるゲームではなく、実は相当に頭を使うゲームなんだね。


思考型ではなく直感型の僕には、そして相手を蹴落とすことを知らない"ゆーこー的"な僕にはとても不向きなわけで
そして動物に例えると【シマウマ】の様なプレイヤーの僕がいることをいいことに、ドシドシと夢の総資産300億に貪欲かつ狡猾に邁進する【ライオン】のような友。




必然的に僕は落ちぶれていくわけで。
新潟に購入した水田は不作で大赤字ばっかりだすわ、ボンビラス星に連れて行かれタップリと搾り取られるわで……CPUと悲惨な最下位争いを演じるシマウマ。


その一方で、僕の家計が火の車なのを横目でみて、笑いながら物件を買いあさるライオ…いやハイエナたち。なんて汚い世界。








そんな明らかに不向きなゲームを延々と30年。プレイ時間に直すと15時間を延々としましたね。





明らかに上位グループは楽しそうにやってるよ。もう上位の奴らはお互いに干渉しないように、まるでトランプの大富豪で大富豪と富豪が手を組むかのようなゲーム展開。
俺はといえば、まるで貧民が大貧民を必死で蹴落とすかのようなゲーム展開。
一向に格差なんてなくなりやしない、4時間やろうが無くならない、むしろ広がる。



眠いし面白くないし借金だらけで画面真っ赤だし、ゲームでも世渡りが苦手なぼくですな。(もともと桃鉄は嫌いなんだ)





そんなこんなで一睡もしてない昨日。
あまりの眠気で授業も頭に入らない今日。おれはなんて大学生だ…ごめんよカアチャン。








やっぱり桃鉄よりは人生ゲームの方が気楽でいいや。