風呂! といったら、一日の疲れをいやす最高のリラックス施設、ではないでしょうか。


僕もたった今
今日一日の、いわば現代社会という戦場で傷ついた体をいやすために寮の大浴場に向かったのであるが…





なんと
なんと湯船が熱すぎて入れん。
「暖っけー」とか「熱っちぇー」とかいうレベルじゃない
もうパネェ、ちょっと大げさにいうと60℃くらいあったんじゃないだろうか。




もちろん誰も入れんよ
18〜20の男ざかりの男どもが、 「入りたいけど熱すぎて入れない、でも入りたい気持ちが諦め切れない!」 と何とも情けない顔で湯船の周りを取り囲んでいました。





誰かが意を決したように湯船に片足をつける。
顔が明らかに歪む、相当熱いのがその表情だけで読み取れるほどだ。


彼は片足を膝まで湯船に浸けて…もう片足をゆぶねnあああああ!もうだめだ〜 と何とも情けない顔で湯船から足を引き抜く。







もうまるで皆サルでした
無言で6人くらいが裸で湯船を取り囲んでただ茫然と立ち尽くしている






誰かがシャワーで冷水を湯船に放水しだすと
「ほう、その手があったか」 と数人が無言でまねをし始める。ここら辺りもまるでサル。
男って、社交性がない生き物なんだなぁとつくづく思いましたね、だってみんな不思議なくらい無言なんだもんな 


でもそんな事で、大きな湯船の湯の温度が変わるわけでもなし。







結局、一人、また一人と「今日はシャワーだけか…」と寂しそうに去っていくのである。
そのもの寂しげな後姿も、まるで取ったバナナが蟻だらけだった時のサルそのもの。


僕も試しに足を浸けてみたけど
うわ あつっ! ってつい声が出て、一瞬で入る気失せて去っていく姿も、まるでサル。





それにしても風呂から出て30分たつ今でも、右足のひざから下が変な感じがします。


フロンツに文句を言ってやろうか。








おいお前んくの風呂は一体何度でわかしゆーがなやあぁ!?
おらぁちゃんとこっちみいや ボグッ!
まだまだこんなんじゃないぞおらぁ バシッグチャ!



チキンな私は脳内だけにしときます。